INTRODUCTION

夢を持つことも、希望を持つことも、恋をすることさえ贅沢だった終戦直後の物語。今日食べるもののためだけに生きる女たちを描いているこの物語は、極限状態に近いどん底にありながら、星を見上げ続けた夢の物語だ。女たちは、米兵に体を売る娼婦となることで生き抜き、風が吹けばきしむバラック小屋で手に手を取り合って共同生活を送っていた。
プライドを捨てたような彼女たちを人は指さし「パンパンガール」と蔑む。それでも、彼女たちは笑顔を見せ、歌い、踊る。心の底に小さな希望の灯を持ちながら。

2018年に旗揚げ20周年を迎える劇団前方公演墳の作品「セブンガールズ」は、多くの観客に愛され、2004年の初演から、4度の再演を重ねてきた小劇場作品。飽食の時代と言われる現代にあって、今やファンタジーともいえるこの時代の物語が愛された理由は、現代においても「真剣に生きる」ことが求められているからこそだ。人は、本気で夢を追い、希望を抱き、壊れるような恋を求め願っている証拠だろう。

「この作品を世に残したい」たった一つの願いが、奇跡としか思えないこの映画を生みだすことになった。これまでの小劇場作品の映画化は全て、脚本、監督が変わり、キャストが有名俳優となり、別の形としての映像化だった。そうしなければ映画製作の企画が通ることはなかったからだ。それを舞台同様のオリヂナルキャスト、原作が監督での製作するには、俳優たちが自ら、映画化に向けて自分たちでやれることは全てやっていく方法しか残されていなかった。
クラウドファンディングで資金を募り、自らの足でロケ地をめぐり、終戦直後と同じように自分たちの手でバラック小屋を建て、8か月にも及ぶ稽古を重ねることで、これまでの常識を覆す文字数のシナリオを、わずかな資金、わずかな日程で、撮影に及んだのだ。

終戦直後の小さな希望と、現代に生きる劇団員たちの夢がクロスオーヴァーしていく。どんな状況でも、どんな環境でも、どんな困難にも負けないパンパンガールたちのように、映画化に向けて走り回った。この映画は、過去の物語ではない。現代を生きる全ての人の物語だ。どん底でも笑える強い人間の物語だ。

NEWS

9/29 公開決定

映画「セブンガールズ」 劇場公開日が決定となりました。 2018/9/29~10/5 新宿 K’sシネマ http://www.ks-cinema.com/...
By kanrinin3 | 2018年7月10日 | 上映情報

TRAILERページの追加を致しました。

予告編などの映像をまとめたページを作成いたしました。 TOPメニューより移動できます。 更新は、Youtube更新と読み込み時間によって、多少ずれる場合がございます。 最新の予告編情報は、Youtubeチャンネルにご登録 …...
By kanrinin3 | 2018年6月6日 | 更新情報

特別先行チラシ

舞台会場、K’Sシネマにて、特別先行チラシを限定で配布いたしました。 数の限られたチラシとなっております。 こちらのチラシは、映画の公開決定の速報と、舞台の告知の両方が掲載されています。 お手に取れなかった方 …...
By kanrinin3 | 2018年5月26日 | 最新ニュース

Instagramを開設いたしました。

Instagramの開設を致しました。 https://www.instagram.com/sevengirlsmovie/ HPの下部に、各SNSのリンクアイコンを表示しております。 Twitter、Facebookペ …...
By kanrinin3 | 2018年5月24日 | 更新情報

特報PV公開中!

映画「セブンガールズ」 予告編第一弾 特報編 をYoutubeにて公開しております。 PC版HPのTOPの映像ですが、こちらでは音声も確認いただけます。 ぜひ、ご確認ください。...
By kanrinin3 | 2018年5月18日 | 最新ニュース

オフィシャルサイトを公開しました。

映画「セブンガールズ」の公式ホームページを公開いたしました。...
By kanrinin3 | 2018年5月16日 | 更新情報

STORY

アメリカ軍の支配下にあった終戦直後、希望と尊厳を奪われたドン底の東京に、わずかな命を生きた娼婦達がいた。
家族の命を奪ったアメリカ軍人を相手に体を売る彼女達を人は蔑み、パンパンガールと呼ぶ。

戦地に男たちを取られ、配給も滞り今日食べる物さえ手に入らない。
戦災孤児や戦争未亡人、行く当てのない女たちは寄り添い、力強く生きていく。
そのパンパン宿にも8人の娼婦が助け合いながら生きていた。
どんなにつらくても、どんなに落ち込んだ日も、彼女たちは歌った。
いつかやってくるはずの、明日を信じて。

とっくに捨てた幸せ、あるはずのない愛、取り巻く男達の野心に翻弄されながらも、手を取り懸命に生きようとした彼女達の歌、「セブンガールズ」が、瓦礫の街に今日も聞こえる。

CAST

Machi : Ai Sakazaki

Ai Sakazaki
坂崎 愛
真知
関西弁の娼婦。京野に売られた過去を持つ。
唯一、恋人(成瀬)がいる。

Hatena Horikawa
堀川 果奈

声を失った妹を娼婦をしながら養う。
勝気な一面を持つ。

Kaho Adachi
安達 花穂
真奈
猫の妹。空襲で声を失う。
パンパン小屋に近づくことを禁じられている。

Sachiko Kawahara
河原 幸子
あさひ
パンパン小屋のリーダー格。
久市組へのみかじめ料なども渡している。

Naoko Fujii
藤井 直子
コノ
あまり輪に加わろうとしない娼婦。
いつも煙草を吸っている。

Machi : Ai Sakazaki

Kazuki Saito
斉藤 和希
マリア
猫に追い出される真奈を気にかけている。
気の優しい娼婦

Mai Higuchi
樋口 真衣
道絵
パンパン小屋のナンバーワン。
同じ客とは一度きりと決めている。

Akiho Hirota
広田 あきほ
郁子
客が取れない娼婦。
隣の娼婦にも馬鹿にされている。

Mikan Saito
斉藤 みかん
愛理
元お嬢様の娼婦。
自分を卑下している。

Nana Ueda
上田 奈々
ミチル
パンパン小屋に現れる新人。
強い覚悟を持って娼婦になることを決意する。

Machi : Ai Sakazaki

Ryuichi Onodera
小野寺 隆一
成瀬凛太朗
真知の恋人。パンパン小屋に居候している。
何度も真知を残して黙っていなくなる。

Kei Nakano
中野 圭
松下 幸三
パンパン小屋の近くで倒れていた男。
あさひに助けられて以来、懐いてしまう。

Kiyoshi Ando
安藤 聖
木佐優太郎
愛理の馴染み客で、役人。
何度も通うが、触れずに時間だけを過ごす。

Wakanari Oda
織田 稚成
新崎
コノの馴染み客。元帝国軍人の帰還兵。
コノの下に通うが、いつもなじる。

Kyosuke Tsuda
津田 恭佑
京助
道絵に惚れた学生。
馴染みを持たない道絵に迫る。

Machi : Ai Sakazaki

Ryotaro Nishimoto
西本 涼太郎
高井戸 譲
久市組若頭。縄張りを仕切る。
道絵と付き合っていた過去を持つ。

Syuki Shinchi
新地 秀毅
京野
関西からやってきた新興勢力。京野組を名乗る。
久市組の縄張りを狙っている。

Keiji Nakada
仲田 敬治
葛城
久市組組員。高井戸の子分格。
常に高井戸と行動を共にしている。

Minoru Katsumata
勝俣 美秋
辰巳
京野組組員。京野の舎弟。
冷静に久市組やパンパン小屋を探っている。

2go Takahashi
高橋 2号
サンギ
京野組組員、京野の舎弟。
興奮すると笑いだす。

Machi : Ai Sakazaki

Toru Kaneko
金子 透
寺庵風太郎
新しく赴任した町医者。
娼婦たちの体調を気にかけている。

Sayaka Aruga
有賀 さやか
岩島 ハマ
寺庵の助手を務める看護師。
非常に優秀で寺庵を馬鹿にしている。

Mikage Sano
佐野 みかげ
オカリ
隣のパンパン小屋の娼婦。
いつも客に袖にされている。

Reiko Kanisawa
蟹沢 れい子
さより
隣のパンパン小屋の娼婦。
人気のパンパン小屋のおこぼれを狙っている。

Makoto Kamiyama
神山 真琴
松前 薫
女性民権運動家。
パンパン小屋を訪ねてくる。

Machi : Ai Sakazaki

Hanae Kobori
小堀 英恵
小籠川 掛子
女性民権運動家。
松前と共に現れる。

Sham Tear
Sham Tear
ボブ
占領軍に所属するアメリカ兵。
客引きにつられて現れる。

Pudding Narita
成田 プリン
デブ
占領軍に所属するアメリカ兵。
太っている。

Nanami Asano
浅野 七海

現代に生きるシングルマザー。
娘と共に新橋駅に現れる。

Saki Nishimoto
西本早輝
知美
瞳の娘。
母親の手に引かれて、新橋駅を訪れる。

 STAFF

Director David Miyahara
脚本 監督 デビッド・宮原

  • バンド、サイコヒステリックスでメジャーデビュー
  • 映画「大誘拐」岡本喜八監督 主題歌担当
  • エッセイ「男デビ男の小不良日記」ヤングマガジンエグゼクタにて連載
  • 劇団前方公演墳 旗揚げ 主宰/座付き作家/演出家
  • 映画「ラブストーリーに罪はない」ショートフィルム初脚本・監督
  • 漫画「かぶく者」週刊モーニングにて漫画原作連載
  • 映画「スプリットの恋」Short Shorts Film Festival & Asia2014 ノミネート
  • ドラマ「泣きめし今日子」TOKYO-MX1にて連続ドラマ脚本・監督
  • ドラマ「泣きめし今日子2」連続ドラマ脚本・監督

PRODUCTION DESIGNER BY Ryo Sugimoto
美術監督 杉本 亮

  • 2007年 『BABEL』Art Directors Guild 最優秀賞美術賞ノミネート
  • 2011年 『悪人』第34回日本アカデミー賞 優秀美術賞
  • 2013年 『許されざる者』第56回APFFアジア太平洋映画祭 最優秀美術賞ノミネート
  • 2014年 『許されざる者』第37回日本アカデミー賞 優秀美術賞
  • その他、多数の映画、TVCMにて美術を担当

MUSIC Tooru Yoshida
音楽 吉田 トオル

  • 映画「ゆるせない、逢いたい」音楽担当
  • 映画「ラブストーリーに罪はない」(ショートフィルム)音楽担当
  • 映画「オクリビ」(ショートフィルム)音楽担当
  • 映画「スプリットの恋」(ショートフィルム)音楽担当
  • 劇団前方公演墳全作品にてオリジナル音源楽曲提供
  • バンドサポート アンダーグラフ加藤和樹
    JAKIGAN MEISTER(ナイトメア咲人ソロプロジェクト)その他多数

原作 舞台「セブンガールズ」作・演出 デビッド・宮原 ©劇団前方公演墳
テーマ曲「星がいっぱいでも」作詞 デビッド・宮原 作曲 吉田トオル

プロデューサー:加藤伸崇/撮影監督:吉沢和晃/照明:本間光平/録音:高島良太
MA:KORN/ヘアメイク:浅井ひろ美/衣装:北条孝宜/助監督:江良圭/スチール:大蔵俊介
ラインプロデューサー:古賀奏一郎/制作プロダクション:SDP/制作協力:株式会社SS工房

ALL CREDIT

配給・宣伝:SDP/製作 セブンガールズ映画化実行委員会、劇団前方公演墳
(2018年/カラー/アメリカンビスタ/STEREO/144分)